第10回公演
ここで待ってる
【あらすじ】
春、幼馴染の3人がタイムカプセルを開ける。入っていたのは置いてきた過去。
夏、各々がそれぞれの場所でラジオを聞いている。流れてきたのは懐かしい日々。
秋、小さな繋がりを手繰り寄せてみる。出会ったのは今ここにいる自分。
冬、渡しそびれた言葉がある。わたしだけのお守りを抱きしめる。
ホットコーヒーしか無い喫茶店
ベンチにおじさんが居座る公園
FMラジオが流れている居酒屋
わたしとわたしとわたしの部屋
十人十色の人生が
ここで交わりすれ違っていく。
まだここは春雨の降る夜明け前。だけど道端に転がる蝉にとっては七日目の朝。東雲の空を眺めたら誰かにもういいよと言われた気がした。ただいまのあと部屋に入ると、あの日のわたしがここで待ってる。
【ご挨拶】
今回のテーマは「学校」にしよう!と宣言してスタートしました。思えば僕はずっと学校の中の人でした。公立の小学校に通い、公立の中学校に通い、公立の高校に進学し、教育大学に入学しました。おかげさまで大学時代もいろいろな学校に出入りして実習やボランティア活動をおこないました。大学を卒業したら真っ直ぐ教員になりました。公立中学校、私立高校、私立中高一貫校、私立女子高と、なんやかんやで5年間学校の教師を続けていました。7歳で小学校に入学してから20年間、学校の中にいる人だったということになります。この20年を想いながら脚本を書いていたのですが、不思議なことに書けば書くほど学校が遠のいていくのです。テーマ、テーマなのに!と何度も修正をかけようとしたのですが、書けば書くほど学校ではないシーンが出来上がっていきました。ここでようやく僕は気づきました。自分はもう学校の外の人間でした。ふらりと正門をくぐろうものなら、たちまち不審者扱いされる人間でした。気づいてから素直に書き直してみました。守りたかったもの、これから守っていくもののお話になりました。
期間 |
2025/08/28 (木)~2025/11/24 (月) 上演時間:約1時間50分(休憩なし)を予定 |
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劇場 | THEATRE E9 KYOTO 他(全2ヶ所) |
出演 |
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脚本 |
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演出 |
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サイト |
※正式な公式情報は公式サイトでご確認ください。 |
スタッフ | 【演出助手】大川朝也 アイウエあおい 梶井こはく 【舞台監督】脇田友 【照明】 門志亜紀 【音響】 瀧宮茜 【舞台美術】諏訪華奈子 【宣伝美術】杏仁アニー 【楽曲提供】松原雄太 【映像撮影】虎の子スタジオ 【制作】 CLOUD9 【制作補佐】殿 |
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その他注意事項 | ・未就学児童のご入場はご遠慮ください。 ・車椅子席をご希望のお客様は、劇団までお問い合わせください。(cloud9.theatre@gmail.com) |
期間 |
2025/11/21 (金)~2025/11/24 (月) 上演時間:約1時間50分(休憩なし)を予定 |
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タイム テーブル |
11月21日(金) 11月22日(土) 11月23日(日) 11月24日(月) |
劇場 | THEATRE E9 KYOTO |
料金 |
500円 ~ 3,500円 ¥500〜¥3,500(詳細は後日公開) |
チケット取扱 |
期間 |
2025/08/28 (木)~2025/08/31 (日) 上演時間:約1時間50分(休憩なし)を予定 |
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タイム テーブル |
8月28日(木)19:00 8月29日(金)19:00 8月30日(土)14:00 / 18:00 8月31日(日)14:00 |
劇場 | 高槻城公園芸術文化劇場 南館・大スタジオ |
料金 |
9円 ~ 3,000円 【発売日】2025/04/29 (火) ・一般チケット[ ¥3,000] 【一般より割引(併用可)】 ・初日割 [−¥500] → 8/28(木)19:00回で自動適用 ・学割 [−¥1,000] → 学生証提示で全ステージ対象 【お得チケット】 ・転校生(遠方)チケット [ ¥9 ] → 近畿2府4県外に在住の方(要証明)。該当地域にお住まいの方は、学生に限らずご利用いただけます。 ・高校生以下団体チケット [1グループ ¥3,000] →1枚のチケットで高校生以下6名まで観劇可能(要証明) |
チケット取扱 |